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小臼歯抜歯にて治療を行った上顎前突症例。

  • 9~13歳
  • 出っ歯(上顎前突)
  • 表からの矯正

13歳の患者さんです。歯槽性の上顎前突(出っ歯)症例で、上顎第1小臼歯の抜歯による矯正治療を行いました。

矯正前

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Before Ⅰ
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Before Ⅱ
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Before Ⅲ
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Before Ⅳ

 上下顎骨の前後的不調和は認められず、上顎前歯の唇側傾斜(前突)が原因の上顎前突症例(出っ歯)でした。上顎前歯部の後方移動のために上顎第1小臼歯2本を抜歯して矯正治療を行いました。

矯正後

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After Ⅰ
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After Ⅱ
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After Ⅲ
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After Ⅳ

 上顎前歯の後方移動により適切な咬み合わせとなり 咀嚼障害が改善されました。(セファロ分析では上顎前歯は、10mmから4mmへ(角度では38°から17°へ)の後方移動が認められました。
 動的処置期間:2年11ヵ月、治療費用:約90万円

 矯正治療には一般的に以下のようなリスクと副作用があります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害が起こることがあります。

治療費用

約90万円

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