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成人の叢生をともなう上下顎前突症例。

  • 30代
  • 上下顎前突
  • ガタガタの歯並び(叢生)
  • 交叉咬合

 31歳女性の患者さんです。上下顎歯列に叢生(ガタガタの歯並び)を認め、上下顎の前歯がともに前突しており、右側大臼歯部は交叉咬合となっていました。
 上下顎の小臼歯を4本を便宜的に抜歯して矯正治療を行いました。

矯正前

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Before Ⅰ
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Before Ⅱ
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Before Ⅲ
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Before Ⅳ

 上顎歯列において、歯の大きさと顎の骨の大きさの不調和(Discrepancy)が原因となった前歯部の叢生(ガタガタの歯並び)が認められました。右側大臼歯部において智歯の影響で第二大臼歯が外側にはみ出し、上下顎の大臼歯は交叉咬合(すれ違いの咬み合わせ)となっていました。

矯正後

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After Ⅰ
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After Ⅱ
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After Ⅲ
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After Ⅳ

 診断の結果、上下顎の小臼歯4本を便宜抜歯して矯正治療を行いました。
 その結果、上下顎の歯並びはきれいに整いました。クロスエラスティックス(患者さん自身で付け外しのできる輪ゴム)を使用して、右側大臼歯部の交叉咬合が改善されました。上下顎の前歯はともに後方移動され、適切で正常な前歯部の咬み合わせとなりました。前歯部の後方移動により、側方からみた口唇の突出感も改善され、より美しいお口元となりました。
 動的処置期間2年7ヵ月、治療費約90万円

矯正治療には一般的に次のようなリスクがあります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害がおこることがあります。

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