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非抜歯にて矯正治療を行なった重度の開咬症例。

  • 40代
  • 開咬
  • 隙っ歯

 40歳女性の患者さんです。広範囲にわたる開咬症例でしたが、小臼歯非抜歯にて治療を完了しました。

矯正前

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Before Ⅰ
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Before Ⅱ
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Before Ⅲ
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Before Ⅳ

 40歳女性の患者さんで、左側の第1小臼歯から右側の第1小臼歯までの広い範囲で開咬となっています。前歯で食べ物を噛み切ることがほとんどできない状態(咀嚼障害)です。下顎前歯部には空隙(スペース)が認められました。またサ行・タ行などの発音障害が認められました。
 

矯正後

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After Ⅰ
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After Ⅱ
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After Ⅲ
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After Ⅳ

 開咬の原因である舌突出癖を排除するトレーニング(MFT)を実施し、Up & Down elastic (患者さん自身で取り外しのできる輪ゴム)を使用していただきながら、小臼歯非抜歯にて矯正治療を行いました。(Before Ⅳ、AfterⅣの写真は、Up &Down elasticsを装着しているイメージのイラストです。)
 その結果、正常で適切な前歯部の咬み合わせとなりました。下顎前歯部のスペースも閉鎖されました。咀嚼障害と発音障害はともに改善されました。
 動的処置期間1年8ヵ月、治療費約90万円

矯正治療には一般的に次のようなリスクがあります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害がおこることがあります。

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