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先天欠如歯を認める叢生症例

  • 20代
  • 出っ歯(上顎前突)
  • ガタガタの歯並び(叢生)
  • 裏からの矯正

 29歳女性の患者さんです。上顎歯列に叢生(ガタガタの歯並び)を認め、下顎前歯部に2本の先天欠如歯を有します。上顎前突の咬合を呈しており、上顎の小臼歯を便宜抜歯してリンガルブラケットを使用して矯正治療を行いました。

矯正前

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Before Ⅰ
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Before Ⅱ
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Before Ⅲ
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Before Ⅳ

 上顎前歯部に叢生(ガタガタの歯並び)を認め、下顎前歯部に2本の先天欠如歯がありました。上顎前歯は突出し、上顎前突の咬合を呈し、咀嚼障害を認めます。

矯正後

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After Ⅰ
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After Ⅱ
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After Ⅲ
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After Ⅳ

 叢生の改善と上顎前歯の後方移動を行うために、上顎第1小臼歯2本を便宜抜歯しリンガルブラケット(歯の裏側に装置を取り付ける:裏側・見えない矯正)を用いて治療を行いました。また、上顎前歯の後方移動を最大限行うために、上顎大臼歯部に矯正用インプラントアンカー(ミニスクリュー)を使用しました。
その結果、上下顎歯列はともにキレイに整いました。抜歯スペースを利用して上顎前歯の最大限の後方移動が実現され、前歯部の適切な咬み合わせを得ることができました。
 動的処置期間2年4ヵ月、治療費約130万円

矯正治療には一般的に次のようなリスクがあります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害がおこることがあります。

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