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リンガルブラケットにて治療を行った上下顎前歯部に叢生をともなう上顎前突症例。

  • 30代
  • 出っ歯(上顎前突)
  • ガタガタの歯並び(叢生)
  • 裏からの矯正

 35歳女性の患者さんです。上下顎の第1小臼歯の便宜抜歯を行い、リンガルブラケット(歯の裏側に装置を取り付ける:見えにくい矯正)を使用して矯正治療を行いました。

矯正前

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Before Ⅰ
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Before Ⅱ
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Before Ⅲ
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Before Ⅳ

 上下顎前歯部に叢生(ガタガタの歯並び)を認めます。上顎前歯の突出により上下顎の前歯部は全く咬み合っておらず、咀嚼障害を認めます。
 診断の結果、叢生の改善と上顎前歯のリトラクション(後方移動)のために、上下顎の第1小臼歯を便宜抜歯してリンガルブラケットを使用して矯正治療を行いました。
 
 Before Ⅳの写真は治療中の上顎の写真です。

矯正後

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After Ⅰ
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After Ⅱ
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After Ⅲ
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After Ⅳ

 治療結果として、上下顎前歯の叢生は改善されて共にキレイな歯並びとなりました。上顎前歯は後方移動されて上顎前突が改善され、正常で機能的な前歯部の咬み合わせとなりました。
治療途中での顎関節症の再発や歯肉退縮の問題の影響で動的治療期間が予定より延長しました。

 After Ⅳの写真は治療中の下顎の写真です。

 動的治療期間 : 3年0ヵ月

 治療費用:約130万円

 矯正治療には一般的に以下のようなリスクと副作用があります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害が起こることがあります。

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