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MFT③ 〜舌癖トレーニング〜

2020/12/14スタッフブログ, 舌癖ブログ

 前回のブログでふれましたように、歯は舌の圧力を受けることにより、不正咬合の原因や
矯正治療の妨げになる事があります。
次の項目にいくつか当てはまれば、舌や筋機能の動きに問題があるかもしれないです。
1.食事のとき、奥歯ではなく前の方の歯で食べている2.安静にしているとき、舌の先が前歯か唇にふれている

3.食べ物を飲み込むとき、舌の先が唇と接触する

4.口の中にある食べ物が見えやすい

5.食事中、食べ物が口からよくこぼれる

6.舌を出して、食べ物を迎えに行く

7.固い食べ物は苦手

8.一度にたくさんほおばり、よく噛まずに飲み込んでしまう

9.無意識のとき、口をポカーンと開けていることが多い

10.唇が厚ぼったく、ダランとしている

11.唇を閉じるとき、口元になんとなく違和感がある

12.口角が下がっている

どうでしょうか?

正しい舌の位置を習得するために舌癖のトレーニングを行います。今回は、舌癖トレーニングについて詳しく解説していきたいと思います。

⑴正しい舌の位置を覚えるエクササイズ

☆スポットポジション 1日10回

舌癖のトレーニングでは、安静時や嚥下時に舌の先が触れる位置(口蓋の切歯乳頭後方部)=(上の前歯の歯と歯茎の境目から3ミリ後方の膨らみ)をスポットと名付けています。このスポットこそが正しい舌の位置になります。
スポットを鏡で目視し、確認したあと舌の先をスポットにつけます。
また、舌先は上下の前歯に触れないことが重要です。
spot

舌が前に出過ぎたり、舌先が丸まらないよう注意してスポットに舌をつけます。
トレ308 (2)

〜注意するポイント〜
舌の先が丸まってしまいがちな方は出来るだけ口を大きく開けて練習するようにしましょう。
また鏡で確認しながら正確な位置を覚えて練習しましょう。

⑵舌を持ち上げる力をつけるエクササイズ

☆ポッピング 1日10回
ポッピングは、トレーニングの最終目標である「いつも舌を上顎につけていること」や「舌を挙上して、嚥下するものをのどへ送り込む」ときに必要な筋肉に、基礎的な力をつけるためのトレーニングです。

舌全体を上あごに吸いつけ、ゆっくり口をあけて舌小帯(ぜつしょうたい)を伸ばし
”ポン”と舌打ちをする。※完全に吸い上がってから舌を上あごから外しましょう。
舌の先はスポットの位置にあり、舌全体がぴったりと上あごに吸いつけられていることが望まれます。
ホッピング326

 

※誤ったポッピングの例
ホッピング誤325
舌の先が後方に丸まっていて、スポットに当たっていない。

〜注意するポイント〜
この練習は音を立てることが目的ではありません。1秒間程度舌小帯を十分に伸ばしてから舌を
パタンと落とす要領で練習します。単に音を立てるだけの練習としっかり小帯を伸ばしながら
行う練習では効果がまったく異なります。

☆オープンアンドクローズ 1日10回

舌全体を上あごに吸いつけ、口を大きく開け、舌小帯を十分に伸ばしてから、そのままゆっくり
軽く歯を合わせます。これを繰り返します。
オープンアンドクローズ誤331

〜注意するポイント〜
ポッピングと同様に舌全体が上あごに吸いついていることが必要です。
また歯を合わせたときにも、舌が挙上されたままであることが重要です。

普段の生活の中で、トレーニングで覚えた正しい舌の位置を保ち、また正しい発音・咀嚼が行えるよう習慣化を目指して頑張りましょう。

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