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MFT④〜異常嚥下癖について

2021/02/25スタッフブログ

 今回は舌癖の種類のひとつである異常嚥下癖について説明します。この異常嚥下癖は不正咬合(上顎前突、開咬)の原因や矯正治療の妨げ、治療後の後戻りにおいて重要になります。

正常な嚥下(飲み込み)は、下の図のように舌の先端はスポットにつき、舌の中央から根元は上顎に吸い付いています。
飲み込み
この時、奥歯は噛み合っており、口の周りの口腔周囲筋に力が入っていません。

 

 

 

 

異常嚥下癖がある場合は下の図のように舌で歯を押しながら飲み込んでいます。
図1

 

 

 

 

 

《異常嚥下癖がないか確かめる方法》

 

奥歯を咬み、唇は開けた状態で唾を飲み込んでみてください。

このとき写真1のように前歯の歯と歯の隙間から、写真2のように側方の歯の隙間から舌が出ていると異常嚥下癖があります。

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図1

また異常嚥下癖があった場合、上記写真のように嚥下をした際にA口輪筋、Bオトガイ部に過緊張が認められます。

 

 

 異常嚥下があると、舌の先はスポットより前に出て歯を押しながら飲み込むことになりますが、この時歯に与える力は500g以上あると言われています。人は一日に約1000回は嚥下をするので、毎回嚥下をするたびに歯に相当な力がかかっているといえます。
矯正で前歯を動かすのに必要な力は約1.7gと言われているのでそれ以上です。
ですので、この異常嚥下癖は不正咬合(開咬、上顎前突)の原因や矯正治療の妨げ、治療後の後戻りに非常に大きな影響を与えることになるので改善が必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

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