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ALOM ( Asian Lingual Orthodontic meeting)に参加しました。

院長の加藤です。

11/23~11/24に福岡で開催されたALOM (アジア舌側矯正歯科学会)に参加しました。

歯の裏側にブラケット（矯正装置）を装着して治療を行う「見えにくい矯正」の専門学会です。

台湾、韓国、中国、日本から600名の先生方の参加で盛大に開催されました。

大会のメインテーマは、「舌側矯正治療の未来展望：革新と進化の軌跡」です。

近年、矯正歯科分野でデジタル化が急速に進展し、色々な工程がスキャン・シュミレーション・製造に至るまでデジタルデータを基盤としたシステムへと移行しつつあります。本大会は舌側矯正治療におけるデジタル技術の応用と進化にスポットを当てた内容となりました。

その中で興味を引いたのは小臼歯抜歯にて前歯の後方移動を行なった症例において、口唇突出の変化をフェイシャルスキャナーを用いて評価する手法でした。

舌側矯正治療に限らず矯正治療において突出した前歯を後退させる治療を行なった場合、突出した口唇が後退して美しいお口元が得られることが審美的な変化の最大の特徴なのです。

学術口演の他に、歯科衛生士（コデンタル)、セッション、商社展示など多彩な国際学会でした。